校章

 

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 明治5年、本校建学の理想を「陽気発処金石亦透 精神一到何事不成」という朱熹の言葉に求め、藩主であった前田中納言卿より真筆額面の下附を受け、明治6年6月11日、その披露の日をもって、精神小学校としてスタートした。以来、少年期に培われたこの魂は郷土に、北海道に、そして全国各地にと、幾多の人材を輩出する精神的基盤となっている。
 校章の考案者は明らかではないが、現存する写真や沿革史などから、明治41年に6か年義務教育制となり、高学科2年併設を記念に制定されたものと考えられる。
清き直き心を、日本の花を代表する「桜」に託し、中央に、小学校の「小」の字を力強くかたどり、周囲に生地の「生」の字を、一つの心としてつなぎ、子供たちがたゆまぬ努力を続ける人間として成長することを願っている。この建学の理想が、今もなお本校教育に脈々と生き続け、心身ともに健やかな子供の育成を目指した教育実践が進められている。 (本校教育計画書より)

朱熹(朱子)
南宋の儒学者。姓は朱、諱は熹(き)、謚は文公。尊称として朱子と呼ばれる。宋学の大成者。南剣州の尤渓(現・福建省尤渓)の人。